地盤調査について

地盤調査の重要性

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地盤を調査せずに軟弱な場所で建築をしてしまった時、建築後月日が経っていないのに「ドアの締まりが悪い」「外壁に亀裂が入ってしまった」「家が傾いている」こんなことが起こってしまう可能性があります。

また修理には莫大なお金がかかってしまいます。

起きてからではなく、これから先起きないように地盤調査を行いましょう。

建築は安い買い物ではありません!

これから暮らす場所が将来、安全で安心できるかどうかを担う重要な調査なのです。

調査方法

スウェーデン式

測量回数は原則、1宅地で3箇所以上行なわなくてはいけません。

もし試験結果に差異が認められた場合、測定結果に満足のいくまで追加測定可能です。
地盤の強さを測るのに「N値」という目安をつけ、実測値を地盤工学的なデータに換算し、地盤の強さを判定します。

スウェーデン式サウンディング試験は北欧のスウェーデンで不良路盤調査を採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を堤防などの地盤調査として導入されたことが始まりです。

表面波探査法

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地中に穴をあけずに調査する方法です。

表面波は、起振機で与える振動の周波数によって伝わる深さが異なります。

周波数が高ければ浅いところを、周波数が低ければ、深いところを伝わります。
その中の表面波は表層部の地盤状況を精度よく探査できることから、敷地内の各地点において深さ方向の地盤性状を把握し、予定構造物の基礎構造設計、ならびに施工上に関与する基礎資料を得るため、表面波の一種であるレーリー波を用いて測定、解析を行なう。

深度10mまでの表面波速度(Vr)のデータです。速度が速いほど硬い地盤と言えます。
この様な速度データからは、ガラやレキ等、異物の混在や地層の境界等が読み取れます。
また沈下量の計算や免震住宅の設計に必要な地盤周期も、この速度データを基に計算することができます。
表面波探査法は、財団法人住宅保証機構においては【超音波探査試験】の名称で取扱いされています。この事は、地盤調査報告書にも記載させていただいております。 

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